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2011年3月17日 (木)

病院で

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庭のクロッカスが開き始めました。

春が近い八王子です。



今日は月に一度の内科の薬を貰いに行く日&定期血液検査。
木曜日は代診の先生で いつもは空いているのだけれど、中に入ってびっくり!wobbly

すっごい混んでるっ!!sweat01

インフルエンザだとか風邪だとか・・・という感じの人はあまり見かけなくて殆どがお年寄り。
老人ホームも多い地域でホームの職員さんが付き添って何人か連れていらっしゃってる、という方たちも多くて車椅子の方も多数。
今日は病院が午後から計画停電する地域ということもあって午前中に集中しているのかもしれないのだけれども、なにより、お年寄りはものすごく不安なのだな、ということが伝わってきました。
ワタシは診療はなく検査だけだったので約1時間でお会計が済みましたが、待っている人全員の診療が停電前に終わるかどうかは微妙なところかな。
一応予約制なのですけれど、不安で時間よりも早く病院に来ちゃう方もいらっしゃるんでしょうかねぇ。。。

病院で順番を待っているときに自衛隊の原発への海水投下が始まりました。
待合室でそのテレビ映像を食い入るように見つめている男性と女性がいました。

薬局でもそのお二人と一緒になり、その60代後半ぐらいの男性の方が隣に座っていたほかのお年寄りに話し始めました。
南相馬市から避難してきた、一緒に病院に居たのは八王子に嫁いでいるお嬢さんだ、と。
その方のお宅は高台にあり津波の被害はなかったのだそうですが原発事故のニュースを見ていたたまれなくなったお嬢さんが南相馬市まで迎えに行ったのだそうです。
その男性はお宅は無事だったけれど津波が来たときは地震の被害が心配で海に近い娘さんの家に様子を見に行っていたそうです。
すぐに一回目の津波警報が出てその男性は娘さんとお孫さんを連れて山へ逃げ、その時に海のほうから津波がやってくるのが見えた、とおっしゃっていました。
1回目の警報で逃げた人はみんな助かったが、2回目以降の警報を聞いてから動き出した人はだめだったと、避難誘導に当たっていた警察官の方もみんな流されてしまった、とおっしゃっていました。
高台に逃げる途中、その様子を見ていた男子中学生のお孫さんが 「もうだめだね。津波がここまで来たら助からないね。僕はここにいる。」 って立ち止まって言ったんですって。 それも笑顔で。
「なに馬鹿なこと言ってんの!」 って引っ張って逃げた、と。

それをテレビのニュース画像を見ながら淡々と語られた男性。
淡々としていらっしゃるだけに、余計に恐怖や悲しみが大きいのかな、と感じられました。
お孫さんも一緒に八王子に来ているそうです。
「おばちゃんに買ってもらったバッグとかみんな流されちゃった。ごめんね。」
って、八王子のお嬢さんに言ったんですって。

ごめんね、ってキミのせいじゃないし命の方が大事なんだよ~!
きっと優しい子なんだろうな。
心の傷が心配です。



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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

しまさ〜ん
このお話心が痛いよね。
私の友達も、相馬市で暮らしていましたが、やはり高台でしたので助かった、原発の関係で奥さんの実家に避難したそうです。
頼れる所がある人はまだいいですが、行く所も無い人が気の毒です。
私も考えてみれば、東海地震が来たら親戚みんな全滅です。そんな中で一人で助かっても嬉しくないよね。戦争を経験した人達の気持ちを思うとこんな物ではないでしょう。

また平和な時間が来ますように応援したい。

投稿: せせらぎ | 2011年3月17日 (木) 13時05分

しまさんこんにちは!
我が家でも昨夜、そして今日はこの後3時から
計画停電になります
猫って夜行ですがやはりいつもと違う様子には
ちょっと驚いた様子でした^^;
今朝も「とくダネ」で悲しい話を見聞きしました
どうすることも出来ませんが
生きている人はみんな頑張っていかないといけませんね
原発がおさまってくれるよう祈っています><

投稿: れお君の母 | 2011年3月17日 (木) 13時38分

しまさん
コメントありがとうございました。

やっと4号機の放水が始まりましたが、拡散してしまうので、まだまだ時間が掛りそうですよね。
でもやるしかありません。

病院でのお話・・・
貴重な体験ですね。
でも実際には助かった方全員それぞれに、大変なドラマがあったのだと思います。
私たちは原発は不安ながらも、残っている周辺の方と比べれば、まだ幸せです。
この先、無事に原発が消息出来た時に、自分達の受けた事の大きさに、改めて恐怖を覚えるかもしれません。

どうか全ての人が、安全で安心して生活出来る日が訪れますように。。。

投稿: あたし | 2011年3月17日 (木) 14時06分

せせらぎさま>我が家だってそうですよ。
親戚一同みんな東京。辛うじて旦那の実家が千葉県だけど我が家より地盤が悪いし都心に近い^^;
猫たちとも離れたくないから車でどうにかなれば、とは思っていますが。。。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 16時28分

れおくんの母さま>そうですねー。
今は余震も怖いけれど原発も怖いですよね。
そうなっているのか良くわからないところもなんとも怖いです。
今、停電中かな?

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 16時32分

あたしさま>早く原発がおさまってくれて、燃料が行き渡って、食料などが皆さんのもとに届くと良いですね。
そのニュースを聞いたらきっと東京の買いだめ騒動も落ち着くんだろうな・・・。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 16時34分

あぁ・・・・切ない話ですねぇ・・・
その光景はきっと生涯忘れることが
出来ないでしょうね。。。。
1度目と2度目 命を分けた瞬間だったんですね。
少しでも被災した方たちのために
何かしてあげたいです。

投稿: ミミィ | 2011年3月17日 (木) 16時34分

人間、あまりに衝撃をうけると
かえって淡々となってしまうんでしょうね・・・

私の職場のパートさんの娘さんは
東京から里帰りしてこられてるそうです。

頼れる所があればまだいいのでしょうが
そうでない方は大変だと思います。

投稿: patapataokan | 2011年3月17日 (木) 16時49分

ミミィさま>夕べ、テレビ局のクルーが取材中に津波から逃げている様子を見ましたが本当に一瞬の判断なんですよね。
その人が近くの会社の階段にたどり着くまでは水溜り程度だったのに半分も昇らないうちに濁流がすごい勢いで流れ込んできて・・・。
そのクルーは仕事柄今までの津波についても何度も取材していたので怖いと思ったけれど、周りに居た人たちはみんな危機感がなかったと言っていました。 映像からもそんな感じでしたもの。
だから実際に目で見るまではみんな逃げなかったんでしょうね。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 16時50分

patapataokanさま>子供だけでも、と東京から出す方もいらっしゃいますよ。
特に、東京・・・というか茨城や埼玉のなど、ご実家が遠くにある方は春休みですし~。
でも、いずれは戻ってこなきゃならないんですけどね。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 16時52分

今回、Twitterの威力を思い知った1号です。
http://prayforjapan.jp/をチェキして涙を流すしかない日々。
今は引っ越し準備しなきゃ、なので
募金以外何もできない状況ですが。
でも落ち着いたら、
何とか復興のためにマンパワーで協力したいと思ってます。

投稿: Nanashi1号 | 2011年3月17日 (木) 21時32分

災害はいろんな人の気持ちや命まで脅かしている・・・・・
病院でのお話は、今回、被災された方の本当のお気持ちが伝わってきます。
胸が詰まります。
一日も早い復興を願うばかりです。

投稿: まつぼっくり | 2011年3月17日 (木) 21時55分

淡々と話すしかないんだよね。恐ろしすぎるとそうなってしまうんでしょうね。
それを聞いてて泣きそうになりませんでしたか?
こんな家族がいっぱいいるのでしょうね。

投稿: mu.choro狸 | 2011年3月17日 (木) 22時35分

被災された方々の心の傷を思うと胸が痛みます。

心の復興を願うばかりです。

投稿: ゆうき | 2011年3月17日 (木) 22時40分

Nanashi1号さま>twitter 色々と役立って情報も流れて・・・
ワタシも色々なツイート見て涙・涙・・・なんていうことも多々あり~。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 23時39分

まつぼっくりさま>テレビやラジオやインターネットで色々な映像や被災者の方たちの話を聞きますが、やはり目の前で話を聞くとずっしりときます。
被災されたたくさんの方がそれぞれのお気持ちを持ってらっしゃるんでしょうね。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 23時43分

mu.choro狸さま>もしかしたら感情のリミッターが振り切れちゃう・・・というか・・・。
でもきっと実際に目の前では淡々と津波が襲ってきたのでしょうね。
その話を聞いているときよりも、その後で遊歩道の河津桜を見ていたら涙が出てきちゃいましたよ。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 23時46分

ゆうきさま>心の復興にはじかんがっかる出しょうね。
それでも少しずつ元気になってもらえたら。

投稿: しま | 2011年3月17日 (木) 23時50分

ものすごい体験談やね。
心が痛みます。
こういう話をしまさんが私たちに教えてくれることもためになるし、これからの災害対策に繋げて生きたいね。


そして昨日は、関東の人の実情を教えてくださってありがとう。
島さんの意見をうちは聞けて、考えさせられるきっかけになったの。
今日、今、ちょっと書いてみた。
また見てくださったら嬉しいです。

これからもどうぞ教えてね

投稿: たーぼのはは | 2011年3月18日 (金) 06時56分

私が働いている小さな病院でも
連日凄い人です。
やはり避難してきている人もいます。
薬がないのは大変なようです。
ニュースで、猫を連れてこようと戻って津波に巻き込まれた人の話も紹介されていましたね。
私も戻ってしまうかもしれません。

投稿: さとちん | 2011年3月18日 (金) 07時27分

たーぼのははさま>これからは関西方面にも被災者の方たちが移っていくかもしれませんね。
停電になると本当に不便です。1日2日ならキャンプ気分で~も楽しいかもしれないけれど、さすがに4月いっぱいぐらいまでとなると気が滅入ります。
ガソリンもないし電車もアテにならないし、食事時に停電されると支度にも困ります。
我が家はまだガスなのでよいのですがオール電化の家庭は困ってるだろうなぁ~。

投稿: しま | 2011年3月18日 (金) 13時54分

さとちんさま>戻ったら、もうダメなんでしょうね。
被災地のお年寄り達が昔から津波のときは てんでん という話をされていましたね。
津波から逃げる時は自分だけが生き残ることを考えろ、って。そうすれば落ち着いたらきっとみんなと会えるから、って。

投稿: しま | 2011年3月18日 (金) 13時56分

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