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2010年11月20日 (土)

まるで読む映画 「FALLEN 青い泪のベリル」

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FALLEN 青い泪のベリル 

という本を読みました。 青いイラストのカバーデザインが美しい一冊です。

なかなかたくさんの色々な要素が詰まったストーリーで、そのたくさんで色々なことが交錯しながら、共鳴しながら、物語が進んでいきます。

主人公は超能力で人を殺す21歳の暗殺者の青年~

そう聞くと、とってもハードボイルドでなんだかSFタッチで、ちょっとアメリカンコミックっぽいようにも感じます・・というか、実際私はそういうお話なのかな?と思って読み始めたんですよ。
そしてそこに絡んでくる若くて綺麗な高級娼婦。
なんだか日本ではありえないような設定!? って。

最初は無機質で無感情な二人が次第に惹かれあっていく。
でもね、なんだか不思議なの。
暗殺者と娼婦の恋なのに、じれったいぐらい不器用で純粋で、ある意味プラトニックなの。
相手に対する自分の気持ちに気づき始めて、それまで無感情で淡々としていた文面が一気に「?」や「・・・・・・」の多い文面に。
主人公たちの心の葛藤や迷いが中盤から一気に溢れ出してくるんです。 ものすごく”人間的”になってくる。
それまで色々なことがあって封印してきた感情が解き放たれるように。。。

超能力を持った主人公、っていうと「力こそ正義」的なイメージの物語かと思いきや、この主人公は最初こそ無感情で暗殺を行っていくのだけど、だんだん自分の力はそんなことに使うものじゃないんじゃないか?って思うようになってくる。 それでも人を殺さなくちゃならない、心の葛藤。
戦地で医師や子供たちと触れ合うことで命の大切さを知っていく。
悲しくて切なくて、ちょっとだけ不器用に優しくて。

全編に渡って色を使った描写がたくさん出てきます。
部屋の色、服の色、車の色、風景の色、心の色・・・
読んでいるとそれらの色がイメージとして頭の中いっぱいに広がってきます。情景が映画のシーンが切り替わるように想像されていく~まるで映画のスクリーンを見るように。

一気に読めてしまいました。

movie YouTubeで予告編動画がご覧になれます。
>> http://www.youtube.com/user/BlueBerylPort

book アマゾンの「なか見!検索」で10ページ分読むことも出来ますよ。

秋の夜長、よろしかったら読んでみませんか。

FALLEN 青い泪のベリル

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コメント

ストリーが非常に気になるので、探して読んでみます。

投稿: ゆうき | 2010年11月20日 (土) 20時17分

ゆうきさま>是非読んでみてくださいね~^^

投稿: しま | 2010年11月21日 (日) 01時00分

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