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2007年10月16日 (火)

25年 生きた猫

1015tiko_001














25年 生きた猫の話をしましょう。

彼女は昭和55年、1980年4月29日
私の叔母の家で4姉妹の中の一番のおちびさんとして産まれました。
私の母が譲り受けてきました。
ちびだったから「ちーこ」と名付けました。
体力のない病弱な子で、我が家にやってきてまもなく猫風邪に罹り
これは育たないんじゃないだろうかと心配したこともありました。

その後もしょっちゅう大病をして死にそうになること数知れず。

ちっちゃいくせに、性格はきつく絶対に人間に媚びない
束縛されるのが大嫌いな子で、もちろん抱っこも自分の気が向いたときだけ。
誰かが触ったら、即効舐めてきれいにする。

彼女はなぜか私を気に入っていつも傍らにいました。
抱っこが嫌いでも、夜は必ず私の腕枕で就寝。
私の背中と椅子の背もたれの間に挟まっていたり、ベッドの上で私が寝るのを待っているのですが、課題で夜中まで机に向かっているとトコトコやってきて
課題の上に寝転がってよく妨害されたものです。

社会人になり、新人研修で1週間家を空けたときには
私の事前説明が足りなかったのか、彼女は私の布団の上で毎晩待ち続け
ついに神経性胃炎になり(猫でもなるのね^^;)帰ってきた私とはしばらく目を合わせようとしてくれませんでした。

その後、私は結婚して家を出ました。
結婚後3ヶ月ぐらいだったでしょうか。
旦那と一緒に帰省していた日の夜中、
私と一緒に寝ていたちーこは布団を出るとタンスの上へ。
その気配で目が覚めた私が見たものは
タンスの上から寝ている旦那のみぞおちに飛び降りたちーこ。
突然の出来事に何が起きたかわからず、のた打ち回る旦那
そして何事もなかったかのように立ち去る彼女の姿でした^^;

ヤキモチ・・・だったのでしょうか。
たぶん、そうでしょうね^^;
彼女はとても賢い子でしたから、旦那に取られちゃったと思ったのかもしれません。
もしそうなら光栄です^^

15歳を過ぎた頃、歯槽膿漏で奥歯が全部抜けてしまって柔らかいものしか食べられなくなった後も食欲は旺盛で、好物はホタテの刺身とサキイカ。
サキイカを猫に食べさせてはいけない、といわれますが
彼女に限ってはお医者様もあきらめて?OKを出すほど、何事も起こりませんでした^^;

1015tiko_003 一日に数回外出し、よく食べて晩年はとても元気。
若い頃の病弱猫はどこへやら。

左の写真は23歳ごろ。
まだまだ元気で高い所にも不自由なく飛び乗っていました。

その後、ボケが始まり
同じ場所をぐるぐる回ったり、しょっちゅう食事を催促したりするようになりました。


1015tiko 25歳を過ぎた頃、
白内障で目も殆ど見えなくなり、嗅覚も落ちてきて部屋の中の移動も物にぶつかりながら、爪を出したまま。
毛足が短くてもカーペットなどには爪が引っかかって取れなくなるので夜中など人の目がないときには彼女のいる部屋にはブルーシートを敷き詰めることに。
お腹には腫瘍ができていて毛もちょっと薄くなってきました。
それでも食欲だけは相変わらず。
トイレと食事以外はダンボールハウスの中で過ごすことが殆ど。

2005年10月、
母が膝の手術で入院中、病院への荷物を取りに実家へ行くと
父が、「ちょっと様子がいつもと違う」と。
確かに、いつものダンボールハウスから出て台所の床に寝そべっている。
時々部屋の隅っこのすき間に頭を突っ込んではバックできなくて父に引っ張り出されて。

「そろそろだね」

さすがに25歳。
そんな会話をそれまで何度も交わしてきたけれど。

ちーこが亡くなったのはその翌朝早く。
父が朝起きて様子を見に行くと
部屋の隅っこのソファの影に横たわっていたそうです。

猫は飼い主に死んだ姿を見せません。

前日のちーこはきっと死に場所を探していたのでしょう。
彼女の猫としての最後で最高のプライドです。

入院中の母の枕元にもその時ちーこが現れたそうです。
母は慌てて父に電話して「やっぱり」と思ったそうです。

挨拶に行ったんですねぇ。


悲しいとか寂しいとかいう気持ちよりも
ありがとう、ご苦労様の気持ちが大きかったですね。

今までの私の人生の半分以上の時間に彼女はいたわけで
旦那よりも長い付き合いなのです。

尻尾の先が七つに分かれて「猫又」になってしまえばずっと一緒にいられるよ、って
よく言っていたのですが、残念ながら彼女は妖怪にはならなかったようですね。


長生きすることが幸せとは限りませんが、
願わくばタローともすももとも小虎とも
ずっと一緒にいたい、と思う σ(o^_^o) です。

そして、皆さんのお家の大切な家族たちがいつまでも一緒に幸福に暮らせますよう・・・。


長文を最後まで読んでくださってありがとうございました。
プリントを写真に撮ったものと、古い携帯画像なので見辛いかと思います、スミマセン



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コメント

こんばんわ★
な、涙が…(T_T)
気高い猫ちゃんだったのですね。
モアイネコが最初に飼った猫を思い出してしまいました。
ずっと一緒に生きれたら、と、たまに思ったりはするんですけどね…
うちの子は猫又になってくれるかな?

投稿: モアイネコ | 2007年10月16日 (火) 02時39分

良い猫人生でしたね。
自分にだけなついてくれるのってなんか嬉しいですよね。
あなたに飼われて幸せだったと思います。

投稿: 不思議 | 2007年10月16日 (火) 06時40分

モアイネコさま>どうしても人間より猫のほうが短命ですからねぇ。
仕方ないのですが・・・。
自分が先に死んじゃって猫を残していくこともできませんけど・・・。
悪さをすると「もうっ!ヾ(`⌒´メ)ノ″。。」って思うこともありますけど
やっぱりいなくなったら寂しいですよね~。

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 10時00分

不思議さま>はじめまして。
生き物と一緒に暮らす、というのはとても責任を感じることで
かわいいだけ、半端な気持ちでは飼ってはいけないのだと思うのですよね。
その気持ちは動物たちが一番よくわかってくれているのでは・・・と思うのは人間のエゴかしらね。
動物たちが幸せだと感じてくれているのだったら、私もうれしいです。

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 10時03分

こんにちは
れいれいです
復活です♪

きっと、一緒に居た大切な時間の事を、
みんなも幸せな気持ちに包んで持っていると思います。
天国でも。

そう思っていて欲しいのではなく、
そうであるから一緒に居てくれるんでしょう。
うちに居たコに一人に、半端者に飼われていた事のあるコがいました。
私たちを選んでくれたあのコが、そう教えてくれました。
大丈夫ですよ。エゴではないですよ。

投稿: れいれい | 2007年10月16日 (火) 11時45分

うちの子は、白いソックスをはいたような模様ですが、ちーこちゃんはタイツを履いているようですね。
私が今の職業についたのも、猫の死(やっぱりちーこちゃんの模様とにています)がきっかけでした。けれど、何の因果か息子が喘息に・・・。
うちの子は、尻尾の先が曲がっているので、妖怪になるかもしれませんね。

↓ 増築・・・傑作ですね。

投稿: たまき | 2007年10月16日 (火) 12時13分

ちーこちゃんはいい人生を送りましたね。
ご家族の方に愛されて大事にされていたんですね。
ごはんがお口から食べられるのが一番です。
長生きもうなずけますよ~
しまさん宅も、我が家も、動物を飼ってらっしゃるお宅の子たち。
みんなみんな、長生きしてほしいです。

自分が先に死んだらどうしようって思う今日この頃のちびほです(^^;

投稿: ちびほ | 2007年10月16日 (火) 12時25分

れいれいさま>表面上はとても動物好きです~!
というご家庭を見かけることが残念ながらあったりもしますよね。
もし飼えなくなったときのこととかもちゃんと考えておかないといけない。
大地震とかがあったらどうするか・・・とかも
考え始めるとまとまりがつかなくて、結論にはたどり着かなくて。
ちーこのように25年生きることは少ないのでしょうが、猫は20年ぐらいなら今は結構生きるそうです。
新しい家族を迎えるときに、考えてしまいますね。20年先の自分を。
小虎が20年生きると私は60代です^^;
老老介護になりそうですね。

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 12時54分

たまきさま>地域的に多いようですよ^^ちーこのような色柄は。(全国的に多いのかな)
今住んでいるところではすもものようなバイカラーが多いのだそうです(獣医さん談)
東日本では少ない茶トラは西日本では他の色と同じくらいの割合でいると聞いたことがあります。
妖怪になっても一緒にいられるとよいですねぇ^^
たまきさんは医療系のお仕事されてるんでしたっけ?

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 12時59分

ちびほさま>人間も他の動物たちも基本はやっぱり自分で食べられること、ですよね^^
毎日高級ホタテのお刺身を小さく切ってもらって3つぐらいずつ猫缶の他に食べてましたね。
避妊手術はしていましたが、外へも出ていたしワクチンも接種していませんでしたし、
爪切りも耳掃除もしていませんでしたが生命力が強かったのか、トラブルにはなりませんでしたね。
・・・というか、いまではワクチン打ってないで外へ出すって考えられないのですが
20年前はワクチンなんて知らなかった、というのが本当のところ^^;
実家の前は旧の国道。
ちーこの前の猫たちはみんな交通事故で亡くなっています。

我が家は私がいなくなったら息子たちがみてくれるでしょう。
亀と一緒に!ね^^

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 13時06分

じっくり
読ませていただきました~~ちょっとしんみりです。我が家犬派ですけど
老衰で最後は目も見えなくなって、本当に生き物は最後が辛いですね~~

投稿: 笑顔のたんぽぽ | 2007年10月16日 (火) 14時43分

笑顔のたんぽぽさま>命のあるものは産まれた瞬間から死に向かっていくのですよね。
それを考えると、子猫を飼うのも切なくなっちゃうんですけど・・・。

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 16時31分

我が家のクロさまも長生きしてくれるのかしら?^^

投稿: まさこ | 2007年10月16日 (火) 17時23分

まさこさま>クロさんはワナにかかって2ヶ月も飲まず食わずでも生還した生命力の強さがあるじゃないですか^^
いけるんじゃないですかぁ~?

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 17時43分

こんばんは(^^)
はじめまして。
足@から参りました。

私は二人の猫を病気で亡くしました。
姉弟でした。
弟の方は心臓が悪かったらしく2才で急逝、
姉の方は5才でこの春、ガンで亡くなりました。。
寿命まで一緒に暮らしたいと思う。。私です。。
キースケには(今いる猫)長生きして欲しいな。。

25年、きっと幸せだったことでしょう!!

私もネコマタになったニャンコたちでいい、、会いたいです。

投稿: つきみぃ | 2007年10月16日 (火) 21時20分

つきみぃさま>いらっしゃいませ。
若くして亡くすととても悲しいし残念ですよね。
やりきれない、っていうのかな。
私の実家でも去年生後4ヶ月のアメショが伝染性腹膜炎で亡くなりました。
楽しいことも、うれしいこともまだまだこれからたくさんあっただろうに、って思うと
一層切ないです。
だるそうで、遊ぶこともままならなかった姿を思い出すと
いまは天国で一杯遊んでるかな、って思ったりもします。

投稿: しま | 2007年10月16日 (火) 22時47分

うちのレトロ(3歳)も、1日に数回近所をパトロールに出かけるニャンコでした。
お散歩中でも「れと~!」と呼ぶと 鈴の音をチリンチリンさせて帰ってくるし、車が通ると慌てて隠れるぐらい とても用心深い子だったので、うちの子は大丈夫と安心して外出させてました。
でも、レトは帰ってきませんでした。
チラシをまいたり、ポスターを貼ったり、保健所や警察にも電話して探したけど、誰も見てないのか連絡もなし・・。
4日目・・・小学生の子が冷たくなったレトロを見つけてくれ、家に連れ帰ることが出来たのですが、あの時の顔は忘れる事ができません。
別れはいつも辛い物ですが、まだまだ生きられる命だった。
守ってやれなかった。
おばあちゃんになったレトロのお世話がしたかった・・・。

25年間も、愛情をたっぷりに受けて生きたちーこちゃん。
絶対に幸せ者だと思いますよ。
今いるニャンちゃん達も、ちーこちゃんみたいに長生き出来たら良いね!
きっと、ちーこちゃんが見守ってくれてるね♪

投稿: れとろまま | 2007年10月17日 (水) 09時40分

れとろままさま>レトロちゃん、残念でしたね。
でも、おうちに帰ってこられて良かったです。
清掃局の人に片付けられちゃったり、捨てられちゃったり・・・
そうなったらもっと悲しいです。
見つけられなければ生きていると思える、という考え方もありますが
ちゃんと供養してあげられたほうが私はよいと思います。
猫は普段は用心深くて気をつけていても、何かに追われたり驚いたりすると我を忘れてしまうので怖いですよね。
以前、タローが他所のオスを追っかけて脱走、猛スピードで追跡!
慌てて追ったけど見つからず近所に聞き込みしながらしばらく探していたら、
家の裏手の細い道をキョロキョロトボトボ歩いている所を発見。
声をかけるとしょんぼりしながら寄ってきたので抱っこで帰りました。
どうやら迷子になってしまっていたようでした。
すぐ近くに交通量の多い道があるので心配でしたね。

投稿: しま | 2007年10月17日 (水) 10時30分

写真のちーこちゃんをみて納得~ とってもおりこうそうな顔ですもん☆ ちーこちゃんを見守るしまさま、ご両親の姿が浮かんでくるような ステキな記事ですね。 写真も古いとは言え、 ほのぼのと 可愛らしさが 伝わってきます。 あとで 私のブログでも ご紹介したいです。
ニャンコはどうしてもワンコに比べると 短命と言われますが、 25年生きたちーこちゃんが、 しまさまのブログを通していろんな方に 幸せをもたらすと 思いました。 しまさま、丁寧にアップしてくれて ありがとう!!

投稿: すずめ | 2007年10月17日 (水) 12時16分

すずめさま>紹介して下さるんですか?ありがとうございます^^

ちーこはものすごく威厳のある猫で一緒に暮らしている猫すらも近づかないほどでしたが、そのちーこに猫パンチをお見舞いした子が1匹だけいます。

・・・・すもも嬢です^^;
おもむろに近づいていっていきなりおでこに一発猫パンチ★

まったく根性の座っているやつです・・・。

投稿: しま | 2007年10月17日 (水) 13時02分

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