あなたにとって写真とは?~「『PHOTO IS』10,000人の写真展」
最近はデジカメや携帯電話で、手軽に写真が撮れるようになりました。 撮ったものを、メールやHP,ブログなどでいろんな人に見てもらう事もできます。
わたしが学生だった頃は、レンズ付きフィルムなんてものもなくて、大抵はハーフサイズの・・・24枚撮りのフィルムで48枚撮影できるという・・・カメラを使っていて、修学旅行や遠足のあとは、みんなでアルバムを回して、焼き増しの注文をとったものでした。 人気のある子が写ってる写真なんて、すごい枚数焼き増しした覚えがあります。
私には大事にしている写真が3枚あります。
一枚は去年25歳で死んでしまった猫の子猫時代の写真。 それから、私が3歳の七五三のときに、父が家で撮ってくれた晴れ着の写真。あまり写真に写るのが好きではない私ですが、セピア色になりつつあるそれは、今でも飾ってあります。
最後の一枚は、私が撮ったもの。 当時84歳の祖父に私の長男が初めて抱っこしてもらったときの写真です。 祖父は明治生まれでしたが、190センチ近くあるとても大きな人でした。 その大きな手で支えられた小さい長男が写っています。 昔かたぎの厳しい祖父が、とても穏やかな表情で赤ちゃんを見つめている・・・。 我ながらよく撮れた、と思ったので大きく引き伸ばし額に入れ、祖父にプレゼントしました。
祖父も気に入ってくれて、ずっと箪笥の上に飾られていました。 2年後祖父が亡くなった時に、形見分けで私はこの写真を受け取りました。 他の何をもらうよりも「大切にしなくちゃ」という思いがいっぱい、大事な大事な写真となりました。
私にも大切な写真があるように、みなさんにもきっとそんな一枚があるはず・・・
そんな写真を集めた写真展が東京・恵比寿ガーデンプレイスを皮切りに全国7都市で行われます。
「『PHOTO IS 』10,000人の写真展」 は、ひとりひとりに写真の価値を問いかけるという、まったく新しいコンセプトで行われる日本最大級の参加型写真展。 会場では、全国からの応募作品と共に、写真家、著名人の方々の作品も合わせて展示。
また、写真教室「恵比寿ぶらり撮り歩き」「親子写真教室」(7月1~2日) や、中村征夫フォトライブ(7月2日)なども開催。 「親子写真教室」では、無料貸し出しカメラもあり、実際に撮った写真を暗室で現像~プリントまで体験できるそうです。 参加料も親子一組で1000円(フィルム、現像料、プリント代含む)。 自分がとった写真が現像液の中で浮かび上がってくるところなんて、なかなか見る機会がありませんね。
興味津々・・・ワクワクどきどき・・・面白そうだな。
「『PHOTO IS 』10,000人の写真展」東京会場は6月30日~7月2日まで。
~詳しくはこちらから~
写真教室「恵比寿ぶらり撮り歩き」「親子写真教室」(7月1~2日)
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コメント
ルポからきました。
写真の思い出って、人それぞれみんながもっているんでしょうね。 アルバムをみかえしたくなっちゃいました。
投稿: plumtaro | 2006年7月19日 (水) 22時52分